三階松のふらっとメモ

三階松

はじめまして 三階松です。

カメラのネタを中心に、思いついたことをふらっと書いてます。

高崎 白衣大観音
Nikon F, NIKKOR-UD Auto 1:3.5 f=20mm, ILFORD 100 DELTA PROFESSIONAL

本日の写真

高崎旅行(散歩?)の目的地「高崎白衣大観音」です。前景のハート型の枠は、「赤い糸祈願祭」という縁結びのイベントで設置されています。暗くなると、この枠に埋め込まれたLED?が光るんだと思います。

それにしても、20mmのレンズを持って行って良かったぁ

(注意)カメラを趣味に持つと、大きな観音様の前にもかかわらず、小さな、しかも数ミリ単位の「レンズの焦点距離」で一喜一憂するようになってしまう危険性があります

さて本題

前回に引き続き、高崎の話題です。

ぐるりんバスの本当の良さ

前回の記事に書いたように、観音様へ行くには「ぐるりんバス」が便利ですが、そんなことは「表面的な良さ」だと思います。

本当の良さは、運転手さんがとても親切で、良い意味でフレンドリーなこと
例えば、孫と一緒のおばあちゃんに「前の席にのれば、景色が良く見えますよ~」だとか、その孫に「ここの角を曲がると、観音様の背中が見えるよ~」なんて案内をしてくれていたのです。

この運転手さんにとっては、当たり前の日常かと思いますが、私にとっては感動する出来事でした

ぐるりんバスの車内
ぐるりんバスの車内
(Leitz Leica IIIf, Summaron f=3.5cm 1:3.5, Kentmere PAN400)


およそ30年ぶりの観音様

「白衣観音前バス停」で下りると、大きな観音様が見えます。バスの中からも見えたのでしょうが、狭い山道をくねくね登ってきたので、バスを降りてやっと見上げられる感じですね。

観音様、お久しぶり!(とは言いませんでしたが。。。)

白衣大観音を見上げる
バスを降りて、白衣大観音を見上げる
(Nikon F, NIKKOR-P.C Auto 1:2.5 f=105mm, ILFORD 100 DELTA PROFESSIONAL)

北関東あるある

ここで、北関東あるあるネタをひとつ・・・

北関東の古い家の仏壇には、白衣大観音の小さい置物がけっこう置いてあります。
なぜなら、遠足の定番のお土産が、白衣大観音の置物(200円くらい)だからです。そしてなぜ仏壇においてあるかというと、置物といっても、いちおう観音様なので変なところには置けない、だから仏壇へ・・・という事になるんでしょうね。

ちなみに、うちは兄がいるので、仏壇には2体の白衣大観音がいらっしゃいます

観音様と赤い糸で結ばれる

観音様の指から長い糸(太さから言うと ひも)が伸びていて、自分の指に結ぶことができます。宗教の儀式ではありません。そういうバレンタインのイベント「赤い糸祈願祭(2月14日~3月14日)」なのだそうです。

ん?バレンタインはキリスト教?(というツッコミは野暮なんでしょうね)

白衣大観音の赤い糸
観音様の指から赤い糸が伸びています
(Nikon F, NIKKOR-P.C Auto 1:2.5 f=105mm, ILFORD 100 DELTA PROFESSIONAL)

観音様から見た景色

白衣大観音は鎌倉の大仏のように、体の中(胎内)に入ることができ、肩の高さまで階段で登れます。

途中、何カ所かに窓が開いていて、周りの景色を一望できます。観音様自体が小高い丘に立っているので、赤城山だとか浅間山だとか、近くの山々がよーく見えました

観音様からの眺め観音様からの眺め(高崎市内方面 遠くには赤城山が見える)
(Nikon F, NIKKOR-P.C Auto 1:2.5 f=105mm, ILFORD 100 DELTA PROFESSIONAL)

あなたの標準レンズは?

観光のネタばかりだと、どうも飽きてきてしまいます。カメラが登場しないと・・・(病気です)
ということで、ちょっと話題を変えて、レンズの焦点距離について。

慈眼院
慈眼院本堂(白衣大観音のお寺)
(Leitz Leica IIIf, Summaron f=3.5cm 1:3.5, Kentmere PAN400)

この写真は 35mm のレンズで撮っていますが、35mmだからサッと撮れました。腕がある人は考えが違うのでしょうけど、GRのように換算28mmだと広すぎることが多いんですよね。画像をトリミングしたり足で稼げば良いのですが、でも広い。

もちろん、広いから悪いのではなく、むしろ便利な場合がほとんどですが、私の目の標準レンズは 35mmなのかな?

ある程度写真をやってると、ファインダーをのぞかなくても「35mmならこの辺が写る、50mmならここまで」という勘が持てるようになりますが、それとは別に、自分の標準の視界があるんでしょうね。カメラの本で、年齢と焦点距離はほぼ一致するという話を読みかじったことがあります。

20歳は20mm、35歳は35mm、50歳は50mm・・・という関係。私の場合はほぼ一致しているような気がして、なるほどなぁーと納得してしまいました。

旅行に最適な焦点距離

ところで、旅行に持って行くレンズとして、最適な焦点距離ってどのくらいだと思います? ちなみに今回は、20mm、35mm、105mmの3本を持って行きました。(GRは除く)

「レンズは50mm 1本で良い」って人もいますが、あくまで「レンズ交換を楽しむ」が目的ですのでその辺はご勘弁を。

とうぜん旅行に最適なレンズは人それぞれだし、旅行先ごとに違うんでしょうけど、焦点距離に対する自分なりの考えを整理しておくと、レンズ選びで迷うことが少なくなると思います。

なお、「古いフィルムカメラ」を「古いレンズ」を使って運用する場合はなおさらです。昔はズームレンズはなかったですし、あっても種類が少ないですから基本的に単焦点レンズを使うことになるんですよね。

そうだ!
PENTAXのLimited 単を使いこなしたい人もそうですね


例えば私の場合、一般的な観光地(温泉や寺社仏閣、観光施設など)への旅行なら、常用レンズとして35mmを便利で使っています。画角といえば画角の問題なんですが、むしろ被写体との距離の問題だと思います。都会なら28mm、地方になるほど空間が広くなる(建物が少ない、遠くが見える など)ので、50mmや85mm ぐらいが使いやすくなります。

あ、でも、記念写真などで同行者を「風景の一部ではなく主役として」写す必要がある場合は、都会・地方関係なく 50mmはあったほうが便利ですよねぇ。

うーむ。焦点距離については、書き始めると長なりそうなので、別の機会にまとめます。

今日はこの辺で・・・高崎の旅は続く・・・(あと1回)

コメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. が~たん
    • 2015年03月06日 00:00
    • (・。・) 東京湾観音と ぜんぜん顔が違いますね~
    • 2. 三階松
    • 2015年03月06日 00:44
    • が~たんさん
      こんばんは~♪

      東京湾観音というのもあるんですね!はじめて知りました!!

      いいなぁ、結構こういう所、好きなんです(笑)
      実は、密かに牛久大仏にもいってみたいと思ってるんですよねぇ(^^;)
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